インフルエンザと治療

クリニック周辺地域でインフルエンザ患者さんが増えてきました。インフルエンザはウイルス感染ですので、基本的に自分の免疫力で自然治癒します。ただし、実際には抗インフルエンザ薬を使用することが多いでしょう。治療により発熱時期は短くなり、大体は2日くらいで元気になる印象です。抗インフルエンザ薬は、内服、吸入、点滴と各種あり、一回の感染につき一種類のみ使用可能です。年齢や内服の得意不得意などにより、使用するお薬を決めると良いと思います。私の印象では、どのお薬も効果はほぼ同じですね。インフルエンザの感染では異常行動の出現が指摘されていますが、お薬の影響とは考えられていません。インフルエンザの感染と急な高熱により、いわゆる熱せん妄という意識消失のような状態になり、突然走り出したりするという異常行動が出現すると考えられています。ですので、インフルエンザと診断されたら、2日間程はお子さんを一人にすることなく、様子を見るようにしてください。インフルエンザは、いつの頃からか凄く危険な感染症のように扱われていますが、決してそのようなことはありません。お薬もありますし、経口摂取をしっかりして安静にしていれば軽快しますので、発熱したら怖がらず、大慌てせずに受診してくださいね。ちなみに、インフルエンザの予防に対する治療薬の投与は、保険診療では認められていませんので、すべて自費となります。

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院長

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